Claude Code 個別レクチャー / 手引き

Claude Code
はじめての手順

この資料は、次の2つに分かれています。

「コピー」ボタンを押して、そのままClaudeに貼り付けるだけで進められます。

進み具合 0 / 12

PART 1

準備:Claudeを使えるようにする

準備1〜4は、レクチャーの日までにご自身で進めてください。準備5・6は当日いっしょにやります。途中で分からなくなったら、そこで止めておいて大丈夫です。当日いっしょに続きをやりましょう。

準備 1目安 10分

Claudeのアプリをインストールする

パソコン用のClaudeアプリを入れます。下のボタンからダウンロードページを開いてください。

ダウンロードページを開く(日本語)
準備 2目安 10分

アカウントを作って、プランを選ぶ

アプリを開き、Googleアカウントかメールアドレスで登録してください。Claude Code(この資料で使う機能)は有料プランから使えます。まずは一番手軽な「Pro」で十分です。

有料プランの申し込み方

  1. アプリの左下の自分の名前 →「設定」→「請求(お支払い)」を開いてください。
  2. 「プランをアップグレード」を押してください。
  3. 「Pro」を選ぶと、月払いか年払いかを選ぶ画面が出ます。ここで「月払い」を選んでください。
  4. お支払い情報を入力して、申し込んでください。

お支払い画面では「月払い」を選んでください。「年払い」は1年分(220ドル)をまとめて支払う形です。まずは月払いで1〜2か月使ってみて、続けると決めてから年払いを考えても遅くありません。

Proプランの料金:料金ページには「$18(年払いの場合の月額)」と大きく出ていますが、月払いの場合は月22ドルです(ページの小さい文字に書いてあります)。料金はドル建てで、円の金額はその時の為替で変わります。

お支払い情報は、ご自身で入力してください。カード番号などをClaudeとの会話に書くことはありません。

準備 3目安 3分

会話を学習に使わない設定にする

あなたの会話が、Claudeの改善(学習)に使われないようにします。仕事の話をするので、最初に必ず設定してください。

プライバシー設定を開く
準備 4目安 5分

Claudeへの基本の指示を設定する

「設定」の中に、Claudeにいつも気をつけてほしいことを書いておく欄があります。ここに書いたことは、すべての会話で守ってくれます。下の文をそのまま貼り付けて、好みに合わせて書きかえてください。

設定の欄に貼り付ける文
・日本語で答えてください。
・専門用語は使わず、使うときは意味も説明してください。
・分からないことは推測で答えず、私に確認してください。
・大事な作業の前には、何をするかを先に説明してください。

PART 1 / 当日いっしょに

ここからは当日にやります

準備5・6はレクチャーの日に、画面を見ながらいっしょに進めます。先に読んでおくだけで大丈夫です。

準備 5目安 10分

フォルダを作って、Codeで開く

Claude Codeは「フォルダ」を単位に仕事をします。あなたの会社の「事務所」になるフォルダを1つ作ります。

フォルダ名のコツ:ツールの名前(「Claude」など)ではなく、中身=あなたの会社が分かる名前にしてください。ツールが変わっても、会社のフォルダはずっと使えます。屋号や会社名の英字表記でもかまいません。空白(スペース)は入れず、区切りたいときは「My-Company」のようにハイフンを使ってください。

「Gitが必要です」と表示されたら:まずアプリを最新版に更新してください。それでも出る場合は、そのままにしておいてください。当日いっしょに確認しましょう。

準備 6目安 5分

Claudeに話しかけてみる

まずは1回、話しかけてみてください。返事が来れば準備は完了です。

Claudeに貼り付ける文
自己紹介してください。
あなたにどんなことを頼めるのかも、かんたんに教えてください。

PART 2 / 宿題

自分の会社をつくる

ここからが宿題です。STEP2まで進めば十分です。

これからつくる「会社」のかたち

はじめから大きな組織はつくりません。まずあなたのことを伝え、Claudeに「必要な役割」を提案してもらい、その中から本当に必要なものだけを入れていきます。最初は窓口役+2〜3つで十分です。足りなくなったら、あとから増やせます。

毎回の始め方

  1. Claudeのアプリを開いてください。
  2. 画面上の「Code」を選んでください。
  3. 「会社のフォルダ」を選んでから、話しかけてください。

コピーした文の貼り付け方:入力欄をクリックして「command+V」です。スマホで読みながらMacで使う場合は、Macでもこのページを開いてください。

STEP 1目安 10分

会社のフォルダを用意する

ここが、あなたの会社の「事務所」になります。Claudeへの自己紹介や、各役割の設定は、すべてこのフォルダの中にしまわれます。

準備5で作ったフォルダをそのまま使ってください。まだ作っていない場合は、準備5の手順で作ってから進めてください。

STEP 2目安 30分

自分のことをClaudeに伝える

Claudeに自己紹介をして、「CLAUDE.md(クロード・エムディー)」というファイルにまとめてもらいます。これはClaudeが毎回最初に読むあなたの紹介カードです。一度作れば、毎回説明しなくてもClaudeがあなたのことを分かった上で話してくれます。

自分で書かなくて大丈夫です。Claudeが1問ずつ質問してくれるので、あなたは答えるだけです。箇条書きや短い言葉で答えてもかまいません。

Claudeに貼り付ける文
これから、私専用の「会社」をClaudeの中につくりたいです。
まず私のことを知ってほしいので、1問ずつ質問してください。
一度に聞くのは1問だけにしてください。

聞いてほしいこと:
・私の仕事・事業の内容
・毎日やっていること
・困っていること、時間がかかっていること
・これからやりたいこと
・Claudeに手伝ってほしいこと
・話し方の好み(丁寧に/簡潔に など)

すべて答え終わったら、内容をまとめて CLAUDE.md というファイルにしてください。
ファイルを作る前に、内容を一度見せて、私の確認をとってください。

途中で出てくる画面

書かないでください:パスワード・口座番号・カード番号・マイナンバーは、ここにも会話にも書かないでください。

もっと深く自分を見つめたいとき(やらなくてもOK)

「ソクラテス問答」という方法で、Claudeに質問を重ねてもらいます。答えを教えてもらうのではなく、質問に答えていくうちに、自分の考えや大事にしていることに自分で気づいていく方法です。CLAUDE.md ができたあと、時間と気持ちに余裕があるときにどうぞ。

Claudeに貼り付ける文(任意)
私のことをもっと深く知りたいので、ソクラテス問答の方法で質問してください。

・私の大事にしていること、強み、悩み、目標、理想の働き方を、対話を通じて明らかにしたいです
・質問は一度に1つだけにしてください
・私の答えをもとに、さらに深い質問を続けてください
・答えを押し付けず、私が自分で気づけるように聞いてください

私が「ここまで」と言ったら、分かったことをまとめてください。
CLAUDE.md に書き足したほうがよいことがあれば提案してください。書き足す前に、内容を見せてください。
STEP 3目安 15分

必要な役割を提案してもらう

あなたのことが分かったClaudeに、「この会社にはどんな役割が必要か」を考えてもらいます。ここではまだ作りません。提案を聞くだけです。

Claudeに貼り付ける文
CLAUDE.md の内容をもとに、私の会社に必要な「役割」を提案してください。

・最初は3つまでに絞ってください
・それぞれ、何をしてくれる役割なのか
・なぜ私に必要なのか
を、専門用語を使わずに説明してください。

ピンとこなければ、聞き直してください。「もっと身近な役割にして」「〇〇の仕事を手伝う役割も考えて」のように頼めば、出し直してくれます。

STEP 4目安 20分

窓口役を作る

あなたが話しかける相手を1人に決めます。いつも話しているClaudeが窓口役になり、内容に合わせて他の役割に仕事を振ってくれる形にします。「どこに話しかければいいか」で迷わなくなります。

Claudeに貼り付ける文
私の窓口になってくれる役割をつくりたいです。

私はふだん、この窓口役にだけ話しかけます。
窓口役が内容を判断して、必要に応じて他の役割に仕事をお願いする形にしたいです。

窓口役は、いま私と話している「あなた」が担当してください。
窓口役の名前や話し方は、私に質問しながら一緒に決めてください。
決まったら、CLAUDE.md に書き足してください。書き足す前に、内容を見せてください。

名前は自由です。「相棒」「秘書」「番頭さん」など、話しかけやすい呼び名にしてください。

STEP 5目安 20分

必要な役割だけ作る

STEP3で提案された役割のうち、「これは欲しい」と思ったものだけを作ります。1つずつ作ってください。全部作らなくてかまいません。

Claudeに貼り付ける文
STEP3で提案してもらった役割のうち、
「(ここに作りたい役割の名前)」を作ってください。

役割の設定ファイルは、このフォルダの中の .claude/agents に作ってください。
作り終わったら、窓口役(あなた)がこの役割に仕事をお願いできるように、
CLAUDE.md にもこの役割のことを書き足してください。

貼り付けたあと、「(ここに作りたい役割の名前)」の部分を書きかえてから送ってください。役割を作り終わったら、一度アプリで新しい会話を始めると、確実に読み込まれます。

STEP 6目安 自由

実際に1つお願いしてみる

できあがった会社に、さっそく仕事を頼んでみてください。窓口役に話しかけるだけで大丈夫です。

例1:今週やることを整理する
今週やらなければいけないことを整理したいです。
私に質問しながら、優先順位をつけて一覧にしてください。
例2:メールや連絡の文章をつくる
取引先に送る連絡の文章をつくりたいです。
誰に・何を伝えたいかを、私に質問しながら下書きしてください。

うまくいかなくても大丈夫です。「もっと短く」「やさしい言い方に」など、思ったことをそのまま伝えると、直してくれます。

気をつけること

大切

大事な情報は書かない

パスワード・口座番号・カード番号・マイナンバーは、CLAUDE.mdにも会話にも書かないでください。

大切

「確認を飛ばす設定」はオフのまま

設定に、Claudeが確認なしで作業を進めるモード(バイパス権限モード)があります。慣れるまではオフのままにしてください。オンにすると、意図しない操作に気づけなくなります。

大切

学習オフの設定を確認する

「設定」→「プライバシー」で、「Claudeの改善に協力する」がオフになっているか、念のため確認してください。当日に設定済みのはずです。

困ったら

画面のスクショを貼って聞く

次に何をすればいいか分からないときは、画面のスクリーンショットを貼って「この次に何をすればいいですか?」と聞いてください。パスワードや個人の情報が写っていないか、送る前に確認してください。

止まったら

利用の上限に達したとき

長い作業を続けると、利用の上限に達して使えなくなることがあります。故障ではありません。時間をおいてから、続きを再開してください。